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2015年5月27日、GLIM SPANKYにとって2枚目となる7インチアナログ盤『大人になったら / 褒めろよ』の発売が決定いたしました!

さらに!5月17日東京キネマ倶楽部ワンマンライブにて限定数最速先行販売&5月20日~HMV record shop渋谷にて先行販売もスタート!

http://www.hmv.co.jp/fl/167/434/1/

A面には、デビュー前からライブではすでに定番曲となっており、音源化を希望する声も多く寄せられていた「大人になったら」。“青年”から“大人”になるにあたり誰しもが経験する葛藤や、その先にある強い決意を感情的に歌い上げたミディアムチューン。

 

B面には、テレビ東京 「太鼓持ちの達人~正しい××のほめ方~」主題歌を担当したことで話題となった疾走感溢れるロックナンバー「褒めろよ」を収録。GLIM SPANKYの魅力をたった2曲で存分に味わえる一枚です!

◎ディスク詳細はこちら


松尾レミによる 「大人になったら」 セルフライナーノーツが公開されました。

 

 

この曲は2013年、私が大学3年生の時に産まれた。

地元のある友達は、大企業に就職内定したとのことで、ひたすら年収の自慢話、

東京のある友達は、絵本作家を目指したり、芸術家になりたいけれど親に反対されたりと、

みんながそれぞれ人生の岐路にいた。わたしは、音楽でやろうと決めていた。

 

ある夜、下北沢でライブがあり、終電も逃し始発待ちをしていた時のこと。

隣には同じく、ライブ帰りであろうギターを背負った汚いお兄さんが居た。

自分よりも相当年上だろうその汚いお兄さんの瞳の奥はとても美しく、

まわりの若者よりも希望に満ちあふれていた。この瞳を見た時に、

世間に揉まれても汚い社会を知っても歳を取っても、

好きなモノは好きで綺麗なものは綺麗と思える人でありたい、と思った。

 

「音楽なんてくだらない事やっても無駄だから辞めちまえ。どうせ叶わない夢なんだから。」と、私に言った奴が居る。

あいつはきっと、ステージから見えるお客さんの、心を剥き出しにした表情や、力む拳を見た事がない。

真面目に会社勤めをしているサラリーマンが、夜中はライブハウスで暴れていることなんて知らない。

そして絵本出版が決まった友達のことも、始発を待つあのお兄さんが実は有名なプロミュージシャンだという事も知らない。

それなのに、あたかもこの世の全てが解っている様な口を叩いた。わたしは悔しかった。

でも、絶対にあいつも昔は輝く瞳を持っていたはず。もしや、その輝きを、まだ心の中にそーっと隠し持っているかもしれない。

瞳が濁ったふりをしているのかもしれない。

そんな人たちがたくさんいると思うから、少しだけでもその輝きを取り戻せるような歌を、私は唄いたい。

 

大人になったら解ることって、何ですか?

大人になって見えなくなってしまったことって、ありますか?

大人になるってどういうことでしょうか?

 

私は、まだ解りません。

58歳のパパも、まだ解らないそうです。


4月22日に 「大人になったら」 を配信リリースすることが決定いたしました!

iTunesはこちら/レコチョクはこちら

テレビ東京 「太鼓持ちの達人~正しい××のほめ方~」 主題歌を担当した、疾走感溢れる前作 「褒めろよ」 とは打って変わり、ミディアムスローな楽曲で新たなGLIM SPANKYの真骨頂を提示。デビュー前からすでにライブでは定番曲となっており、音源化を希望する声も多く寄せられていた本作は、松尾レミの実体験よりインスピレーションを受け、“青年” から “大人” になるにあたり誰しもが経験する葛藤や、その先にある強い決意を歌っています。

さらに、リリース解禁にあわせコトリフィルムの島田大介監督のミュージックビデオ(Short ver.)も公開されています。ぜひご覧下さい!

 

 


全日本CDショップ店員組合が選出する 「第7回CDショップ大賞2015」 が発表され、 GLIM SPANKYが昨年リリースしたメジャーデビューミニアルバム 『焦燥』 が、甲信越ブロック賞を受賞いたしました!皆さんの応援のおかげです、有難うございます!

 

CDショップ大賞とは…

「行かなきゃ 会えない 音がある。」 をスローガンに掲げ、2009年より開催。 過去1年間に日本国内でリリースされたオリジナルアルバムの中からCDショップ店員の投票によって各賞が決定します。

http://www.cdshop-kumiai.jp/


「褒めろよ」 コメント公開

「褒めろよ」 MV解禁にあわせて、楽曲プロデューサーの亀田誠治さん、歌詞共作のいしわたり淳治さん、MV監督の鎌谷聡次郎さんより頂いたコメントが公開されました。

 

【 亀田誠治 ( プロデューサー・ベーシスト ) 】

毎日真剣に生きている人は、ぜったいに誰かに「褒められたい」と思っている。だから、この「褒めろよ」を聞いた時、僕は思わず拍手喝采をしたものです。

僕はデビュー前のGLIM SPANKYを知っています。レミちゃんと亀ちゃん。若干20歳そこそこの当時から、唯一無二の音楽感と純粋な音楽愛に溢れていました。こんな才能の若者に出会えるなんて。そして今、この「褒めろよ」を一緒に作り上げてとても痛快な気分です。

 

【 いしわたり淳治 】

世の中には「周りから褒められて伸びるタイプ」という人が沢山いるが、中には「周りを褒めて伸びていくタイプ」という人もいるのである。

前者がお世辞に浮かれている間に、後者はまるでうさぎとかめのかめのように一気に抜去り勝利を得る。

このグリムスパンキーのヤスリのようにざらついた声とサウンドが世知辛い現代のBGMとして鳴り響く時、

いびつな世の中の余計なカドが少し削れて、少し理想の形に近づく気がする。

 

【 鎌谷聡次郎 】

腰を低くしているのに見下しているような不条理で反骨精神溢れる印象を楽曲から受けたのでMVは現実社会で、上司をヨイショし祭り上げ、腰を低く保ちながらも、その先にメラメラと燃えたぎっている野望をはっきりと見据えている心境を見世物風のビジュアルで抽象的でサイケデリックに表現しました。

見所は「太鼓持ち」の言葉の通りレミさんが太鼓を持ちまくっている演奏シーンです!


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